こんにちはカズキです。この記事ではこれから警察官になりたい女性に向けた
女性警察官に向いている人特徴を5つお教えします。
この記事を読むことで
〇 どんな女性が警察官になっているの?
〇 女性警察官ってどんな仕事をしているの?
が分かります。そのうえで将来女性警察官を目指すあなたが
〇 自分は警察官に向いているのか?
〇 女性だけど警察官としてやっていけるの?
について、11年間警察官を務めた私が感じたことをお伝えします。
ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
記事の著者:カズキ
〇 11年間、地方公務員(警察官)として勤務。
〇 在職中、副業でWebライターとして月15万の副収入を得る
〇 現在、大手企業の記事作成、コンテンツ等に携わる現役Webライター
あなたは女性警察官にどんな印象を持っていますか?
一般的なイメージ
女性だけど、犯人を逮捕するから強そうなイメージかな
住民を守る人だから『しっかりした人』という印象だね
世間一般に女性警察官は
〇 しっかり者
〇 頼りになる
〇 強い
といった印象を持っていますが、実際はそうではないみたいです。
私がから聞いたのは、一般の女性とあまり変わらないという事でした。
特徴としては、
〇 強い人もいるけど、全然運動ができない人もいる
〇 か弱い女性もいる
〇 基本コミュニケーション能力は高い
といった感じです。
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女性警察官の割合は全体の何割?
女性警察官の人数って、いったいどれくらいなの?
女性警察官を目指すうえで、この数字は気になりますよね。
令和2年の警察白書によれば、全国の女性警察官の数は全体の約10%で、総数だと約2万5000人と言われています。
これは、女性警察官の採用人数が年々増えていることが挙げられ、これからも女性警察官の数は増えていくでしょう。
数十年前は、女性警察官の採用倍率が20倍~30倍と非常に難関だったのですが、今では10倍以下の都道府県もあるようで、女性警察官を目指したいと考えている人にとっては嬉しい情勢ですね。
女性警察官の仕事内容
では女性警察官の仕事内容を、10年目までを目安に説明していきます。
警察官仕事は本当に多くの業務があるので、一概には言えませんが、女性警察官は10人に1人の割合しかいません。
そのため、ある程度決まった異動がされているそうです。
1~2年目 交番勤務
警察学校を卒業してからは、男女関係なく、交番勤務に就きます。
交番勤務は主に3交代の24時間勤務を行ない、落とし物の受理や、道案内、はたまた110番通報があれば現場に急行し対処にあたります。
交番勤務では、警察官の『基本と基礎』を養うことができるため、必ず全員が経験します。
3年目から5年目
ここから女性警察官は、留置勤務に就く人が多いです。
留置場とは、逮捕した犯人を警察署内で閉じ込めておく場所のことをいいます。
犯人は男性だけでなく、女性もいるので、女性の犯人を管理するためには、どうしても女性警察官が必要不可欠になります。
ただ留置場の勤務は、仕事に刺激がなく、希望する人も少ないです。
また任期も2年と短いので、必然と若手の女性警察官が選ばれることになるのです。
結果、各署の留置場に若手の女性警察官が配属になることが多いみたいですね
6年目から10年目
6年目以降は、留置勤務を経て、内勤勤務に就く人が多いです。
内勤勤務とは、刑事課、交通課、警備課などをいい、優秀な人は昇任したり、本部へ異動する人もいます。
また女性警察官は希望通りの部署へ行けることが少なく、交通課へ行きたいと思っていても、刑事課に女性が足りない場合は、刑事課へ配属されることもよくあります。
もちろんそれまでに結婚や出産を機に休職し、その後復帰する人もいます。
なので、一概に説明した通りの異動はないのですが、そのような異動をする女性警察官は多いと思っておいてください。
女性警察官に向いている人の5つの特徴
では警察官に向いている女性の特徴について説明していきます。
主な特徴としては以下の5つです。
1 上司・先輩を立てることができる
警察官は男社会の為、どうしても女性警察官は目立ちます。
なのでよく上司や先輩は目をかけて話しかけてくれるのですが、ここで楽しく会話することができれば、人間関係は上手くいきます。
そして上司や先輩とより良い関係を築くことができれば、仕事の幅も広がり、いざという時に助けてもらいやすくなります。
男には厳しい人でも、女性には優しいという方が多いので、上司や先輩との関係は大切にしましょう。
そのためにも女性警察官には、上司をうやまう器用さと周りへの心配りがあるといいいでしょう。
2 コミュニケーション能力が高い
警察官の仕事はコミュニケーション能力が本当に大切です。
悪い犯人と対峙することよりも、善良な住民と関わることのほうが多いため、もしあなたが人見知りや話下手だと、辛い仕事かもしれません。
また女性警察官は、犯人逮捕よりも被害者の保護を任されることが多いです。
こうした場面で、被害者の方に寄り添い、安心させることが、女性警察官としての資質が求められるのだと思います。
3 正義感・責任感がある
人の生命・身体・財産を守るのが警察官の役目です。
こうした特殊な仕事には必ずやりがいと生き甲斐を持たなければ続けることは出来ません。
警察官の仕事は体力仕事のうえ、勤務時間が長く、丸一日寝れない日もよくあります。
ただ女性警察官であっても、男性警察官と同じ勤務体制です。
『眠たい、しんどい、疲れた』という弱音を吐くこともできませんし、誰も助けてくれません。
そんな中、仕事へのモチベーションを保つには、『自分の身体を投げ出してでも多くの人を助けたい』という強い意志が必要です。
そのため、警察官としての正義感と責任感をしっかりと持てる女性こそ、警察官に向いているです。
4 報告・連絡・相談ができる
警察官は、公務員の中でも報告・連絡・相談が非常に大切です。
些細なことでも、組織にのせ、上司に必ず報告することが求められます。
これを怠ったり、黙ったりしたままだと、後々面倒なことになるので、必ず上司や先輩に相談するようにしましょう。
また上司に嘘をついたりすると、相手はウソを見抜くプロフェッショナルです。絶対にバレます。
なので、自分で抱え込まずすぐ周りに相談できる人こそ、警察官に向いているのです。
5 気が強い
女性警察官は、男性警察官よりも強い。こんな話を現役の方から聞きました。
それは母親やアネゴといった『気が強い人』が多いとのことでした。
確かに、凶悪な犯人と何度も経験することで、弱くなる人はいませんよね。
特に女性は環境が自分を強くしてくれるようで、元々声が小さく弱気だった人でも、経験を積むことで強くなったという人はたくさんいます。
更に警察官という男社会に揉まれて、自然と気が強くなっていくのかもしれません。
なので気が強い女性こそ、この先警察官を続けていくうえで大切な要素かもしれませんね。
最後に
警察官の主な仕事は女性も男性も何も変わりません。
仕事の役割は変わるかもしれませんが、目的は同じで、男性でもキツイと感じるという事は、女性にとっては、もっとしんどい筈です。
それでもなお、一生懸命働いている女性警察官は全国に25000人もいるという事実。
女性でも警察官はできるということは、あなたにもできるということです。
将来なりたい職業で『警察官』は常にトップ3に入る人気職です。
きっとあなたも子供ころに、『警察官になりたい』と思っていたのではないでしょうか?
ぜひその夢をかなえてみてください。
あなたの将来を応援しています。